空白のセルに連番を振る
こんにちは。伊川(@naonaoke)です。
今回は、ExcelのVBAの知識を使って、空白のセルに連番を振ります。
基礎的な知識なのです。
SCHOOL OF VBAで紹介した内容ばかりです。
復習を兼ねて読んでいただければ幸いです。
目次
今回のお題
- A列が空白の時、B列に空白のセルに連番を振る
- A列に文字があったら、連番をリセットして、また、1から連番を振る
今回の必要な知識
- ループ
- 最終列の取得
- 条件判定(IF構文)
- Withステートメント
- カウントアップ(A=A+1)
空白のセルに連番を振る 作業手順 その1 データベース確認
上の図のように、
的中の文字があったら、空白、つまり、連番をリセットします。
的中の文字がなかったら、連番を振るという内容を、Excelで表現します。
空白のセルに連番を振る 作業手順 その2 コード解説
空白のセルに連番を振る 作業手順 その3 余談
このVBAを思いついたのは、競馬で、資金を転がすときに、何回目に的中が来るのかをカウントしたいと思ったからです。
競馬には、結構、資金転がしの方法があります。
Excelには、まったく関係ないですが、有名な転がしの方法を2つ紹介します。
モンテカルロ方式
モナコ王国の、モンテカルロになるカジノを無名のギャンブラーが、3店舗を廃業に追い込んだ方法です。
この資金転がしの原則は、必ず、3倍の払い戻しが必要です。
① まず、1、2、3と数字を横に書いてスタート。ベット額は常に、一番左の数字と一番右の数字を足した額となる。つまり、最初のベットはこの場合、$4になります。
② 負けた場合、1、2、3の横に、前回賭けたベット額(つまりここでは4ね)を記録。1、2、3、4となります。
③ 負けた場合、引き続き記録していく方法は、1、2、3、4となったので1と4を足した$5がベット額となります。
④ また負けた場合、記録は1、2、3、4、5となり、$6をベットになります。
⑤ ここでさらに負けると、記録は1、2、3、4、5、6となり、次のベット額は$7になります。
⑥ $6ベットで勝ったとすると、記録は1、2、3、4、5となり、次のベット額は2+4で$6です。(勝った時はベット額の記録はしない。ただ、両端の数字を消すだけ。)
数字がなくなったときには、利益が発生しています。
ココモ方式
1回目の掛け金を100円とします。
1回目を外したら、2回目も、100円を掛けます。
2回目を外したら、3回目は、1回目と2回目に投資した金額を足した金額になります。
つまり、的中するまで、前回と前々回に掛けた金額を投資します。
必ず、3倍の配当が条件です。
ちなみに、私は、80万円をスリました。
もう、20年前のことです。
ここがポイント
趣味が高じてVBAを勉強しました。VBAに出会わなければ、競馬は単に予想ゲームになっていました。
まとめ
競馬の予想に利用できるものがあれば、また、このサイトで紹介したいと思います。
今回のサンプルファイルは、No155です。
わからない事を延々と考えるのは、無駄です。
- なんで作動かないの?
- もうやだ!VBAなんか嫌い!
- ネットで調べても情報がない!
必ず作動するコードが、ここにあります。