このブログで言いたいことは、
MOS試験合格後も勉強を続けることが重要です。
目次
今日までの合計ってどうなるの?
こんにちは。伊川(@naonaoke)です。
今回は、MOS試験の合格後の話をします。
MOS試験は、ACCESSの基本を勉強するだけです。
実務では、ちょっとしたスパイスで、ACCESSは便利になります。
その一例を紹介します。
このブログはこんな人にお勧め
- ACCESSの日付で抽出のやり方がわからない人
- DateSerialの使い方がわからない人
- ACCESSでクエリを勉強している人
解決
ACCESSで日付を抽出するとは?
データベースには必ず日付を入れましょう。
たまに、日付がないデータベースを見かけます。
後で、絶対に日付は必要になりますので、必ず日付は入力しましょう。
その際に、今月の実績を抽出するような場面があります。
いいですか、今月です。
2021年1月は、現時点では、今月ですが、2021年2月になれば、先月になります。
この点が重要なのです。
では、日付の抽出方法を解説します。
日付の抽出 作業手順 その1 データベース確認
2020年10月1日~2021年1月31日までの日付のデータベースがあります。
このデータベースに関して、今月、先月、先々月と抽出をしたいと思います。
日付の抽出 作業手順 その2 2020年12月1日~2020年12月31日を抽出
期間の抽出に関しては、必ず、MOS試験でも問われます。
通常は、このように記載します。
Betweenは必ず覚えましょう。
現時点が、2020年12月であればいいのですが、2021年1月になったら場合に、
この部分を、下図のように書き直さなければなりません。
クエリが、少なければいいのですが、このようなクエリが、10個もあれば、毎月の月初がイヤになります。
しかも、ACCESSを操作できる人がいなければ、月初は絶対に休めません。
このような経緯から、自分で、なんとか、月が替わっても、クエリを書き換えないで、完結する方法を調べました。
日付の抽出 作業手順 その3 DateSerial関数を使う
DateSerialは、DateSerial(年, 月, 日)で日付を作成します。
DateSerial(2021,1,1)は、2021/1/1を返します。
ここで、少し、考える必要があります。
2021年を返す関数は、Year関数があります。
同じくMonth関数は、2021年1月の1月を返します。
ということは、2021年1月を、数字を使わないで実装する方法があればいいのではないか?
ここに気が付くと、解決は目の前です。
Date()とすると、本日の日付が返ってきます。
Year(Date())とすると、本日の西暦は、2021年なので、2021が返ってきます。
Month(Date())とすると、1月が返ってきます。
では、このように入力したらどうなるでしょうか?
日付の抽出 作業手順 その4 今月はどのように実装するか?
このように記載します。
今月の1日から、今月の今日までという意味になります。
月末の31日になると、今月までというようになります。
日付の抽出 作業手順 その5 先月、先々月はどうなる?
ここがポイント
実務というか、会社には、とかく、何事も面倒という人がいます。そんなことは、手入力でもいいのではないか?と思います。しかし、そんな要望を叶えることで、Excel ACCESSのスキルは向上します。
それが、あなたの確実なスキルアップとなります。
まとめ
今回のブログは、実際に私が体験したことを書きました。
基本書と、実務の差は、本当に少しの差です。
その少しの差を、実践からまなんでください。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。
今回のサンプルファイルは、No203です。
わからない事を延々と考えるのは、無駄です。
- なんで作動かないの?
- もうやだ!VBAなんか嫌い!
- ネットで調べても情報がない!
必ず作動するコードが、ここにあります。