目次
ACCESSのクエリの紹介
今回は、ACCESSのクエリについて説明します。
主キーの設定が終わると、次はクエリが登場してきます。
クエリはACCESSの中で、一番重要な項目です。
VBA、関数よりも重要です。
問題提起
クエリをどうやって勉強したらいいのだろうか?
各種のクエリ
クエリに種類があります。また、書籍によっては、アクションクエリともいいます。
アクションクエリというと、また別のクエリかなと思いますが、そうではありません。
テーブル、クエリに、なにか変化を与えるものを、アクションクエリといいます。
国の集合体をEUといいますよね。
クエリの集合体をアクションクエリといいます。
選択クエリ
上の図のようなMT_データベースその2(データベース)があります。
これに対して、選択クエリを作成したいと思います。
ACCESSを操作してばかりのころは、クエリウィザードを利用したと思います。
初心者の有りがちなこと
このように、クエリウィザードで、適当に操作をします。
あれ?先ほどと同じシートができている・・・・・・・
これで、阿久 世子男(アク セスオ)は、わからなくなります。
しかし、クエリはSQL文というもので記載されています。
上の図のクエリは、上のような文章で作成されいます。
これが、テーブルとクエリの違いです。
つまり、テーブルとクエリは似ていますが、他人の空似なのです。
クエリの重要性について
クエリについては、簡単に、下記の記事で記載していますので、参考にしてください。
クエリは、データベースに関しては、非常に重要な役割を果たします。
データベースにデータを入れるだけでは何の意味もありません。
データをお好みで抽出できるところが、データベースが優れているところなのです。
・過去10年分の売上
・資格試験の過去問の整理
・会社の資金管理
・競馬のデータ管理
ACCESSはデータベースを作成して、そのデータから、クエリでデータを抽出するのです。
これが、ACCESSの一連の流れです。
上の図は、Excel的な考え方が非常に強いです。
だから、VBAや、関数の分野が得意な人は、理解が早いと思います。
上の図の部分は、ACCESSを知らないとできないことになります。
しかし、Excelとクエリが外見上、非常に似ているため、Excel的思考から脱却できないと挫折します。
結局、データを抽出しやすくするために、入力フォームでデータを整形するのです。
伊川に関しては、ACCESSで入力フォームを作成するのが、面倒なのです。
だから、データ入力のフォームはExcelでおこないます。
データをACCESSに転送します。
ACCESSのデータをExcelへ転送して抽出します。
抽出したデータは、ACCESSのレポートを使わず、Excelで行います。
まとめ
さすがのExcelでもデータがなければ、何もできません。
データがなければ、Excelはただの電卓です。
データを加工するのは、ACCESSのクエリで行ったほうがはるかに便利です。
※今回は、サンプルファイルはありません