ACCESSで、最初の関門は、検索フォームを作成することです。
フィールド毎に検索する方法を紹介します。
目次
オプショングループで、検索フォームに花をつける
こんにちは。伊川(@naonaoke)です。
ACCESSで、最初の関門は、検索フォームを作成することです。
フィールド毎に検索する方法を紹介します。
今回は、社名は言えませんが、コンサルの内容を一部公開します。
キーワード検索についてです。
データベースには、様々なフィールドがあります。
本日は、名前で検索したいが、明日は、メールアドレスで、検索したいという時があります。
そんな時は、どうしますか?
検索のテキストボックスを、複数設置すればできます。
しかし、見栄えがよくないです。
そんな時に、参考にしていただければ幸いです。
このブログはこんな人にお勧め
- ACCESSで検索フォームを作成している人
- ACCESSで、VBAを勉強している人
- 社内から、様々な要望を言われて、困っている人
このブログを、読み終わるころには・・・・
検索フォームを作成するには、主キーで検索するのが、原則です。
なぜ、主キーで検索するのかというと、それがACCESSなのす。
今回は、主キーを設定できない場合を想定しました。
その時に役に立つのは、オートナンバー型の主キーです。
オプショングループを利用する
今回は、名前で検索する。
次回は、都道府県で検索する。
このような条件があるときは、フラグを立てます。
もし、Aというフラグであれば、名前で検索する。
もし、Bというフラグであれば、都道府県で検索する。
このフラグを立てるには、オプショングループが最適です。
この、オプショングループを利用することで、検索ボックスが、万能の役割を果たします。
オプショングループを利用する 作業手順 その1 オプショングループの設置方法
XYZと記載されているアイコンです。
データベースは、いつもの通り、いつもの通り、なんちゃって個人情報です。
こんな感じで作成します。
名前
アドレス
都道府県
キャリア
カレーの食べ方
名前を選択したら、名前のフィールドで検索する。
この名前という値には、1という番号が割り振られます。
同様に、
名前=1
アドレス=2
都道府県=3
キャリア=4
カレーの食べ方=5
オプショングループを利用する 作業手順 その2 検索コードを設置する
たったこれだけで、縦横無尽の検索ができるようになります。
また、すべて、ワイルドカードで、検索しますので、何か1つでも、該当すれば、その情報を抽出します。
コピペで対応できますね。
オプショングループを利用する 作業手順 その3 さらに情報を確認したい時
その時は、別のフォームで対応します。
予め、上記のようなフォームを作成しておきます。
こんな感じです。
このコードを記載することで、詳細な情報が記載されている、フォームが起動します。
これも、特に難しくはないと思います。
複数のワードに対して検索すること
このブログで、YouTubeで、沢山の人に検索フォームの作成を紹介しました。
あれも、これもで、複数で検索したいという要望もあります。
複数で検索するとしたら、日付と、何かの値です。
ワードを3つも、4つも組合わせる意味がないと私は、思っています。
だから、主キーが、必要であり、主キーを設定する必要があるのです。
だから、主キー毎にテーブルを作成しておくと、面倒なことにもならず、清く正しく、美しいデータベースができるのです。
ここがポイント
検索フォームに関しては、様々な検索方法がります。
DAOを利用して検索する方法、今回みたいに、カンタンなコードで検索する方法です。
どのような方法を利用しても、やっぱり、主キーで検索する方法が、一番、しっくりきます。
重複しないデータを作成して、クエリを利用して、変幻自在のデータを作成することが、
ACCESSの醍醐味であり、Excelとこなるところです。
まとめ
データベースを勉強すると、データベース脳になり、クエリを勉強すると、SQL脳になります。
PHP,pythonも、勉強して、様々な抽出方法をもっと勉強したいと思います。
今回も最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。
今回のサンプルファイルは、No305です。
わからない事を延々と考えるのは、無駄です。
- なんで作動かないの?
- もうやだ!VBAなんか嫌い!
- ネットで調べても情報がない!
必ず作動するコードが、ここにあります。