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複数条件で、値を参照する
こんにちは。伊川です。
VLOOKUPなんてつかえない2で、SUMPRODUCT関数を利用して、値を参照する方法を紹介しました。
複数条件と言っても、条件は2つでした。
今回は、条件が、3つでも、4つでも対応できます。
このブログは、こんな人にお勧めです。
・参照条件が複雑で、思い通りに、値を抽出できない人
今回のお題
この案件は、私が運営しいてるYouTubeのコメント欄に質問がきたのきっかけでした。
上の表の【●:クロマル】を下の表に転記したいという内容でした。
VLOOKUP関数では、無理です。
SUMPRODUCT関数でも怪しいです。
配列をつかう
ここでは、配列という新しい技を使うことで参照が可能になります。
このサイトでは、配列はまだ、一度も説明はしていません。
これが配列のイメージです。
箱に名前がついています。(この場合は、0,1,2,3,4)
その箱に数字が入っています。(この場合は、4,2,1,5,3)
今回の題材は、私の動画で、視聴回数が多かったので取り上げました。
配列は今後、紹介していきます。
今回の配列を利用する場所
開発⇒A というように、対応しいてる、A列、B列に関して、配列を使います。
配列が利用できるようになると、複雑な計算式も、簡略化できる場合がありますので、ぜひ、皆さんのスキルにしてください。
今回、設定する数式の考え方
課題AとA列とB列が合致したものを表示すると考えます。
そして、メインで使う関数は、INDEX関数、MATCH関数になります。
数式は、音読できるようになると、スキルはかなり向上します。
なぜならば、音読できるということは、理解できているということだからです。
数式を作成する
INDEX関数とMATCH関数の組合に関しては、すでに説明済ですので、不明な方は、下のボタンをクリックしてください。
INDEX関数を挿入
表示したい列を選択する
MATCH関数を挿入する
セルを選択して複数条件を設定する
【開発&A&課題A】
セルで選択しますので、右のようになります。【Sheet2!$A2&Sheet2!$B2&Sheet2!C$1】
この数式難しいところは、絶対参照、相対参照を使わなければならないところです。
複数条件に見合ったセルを選択する
A列&B列&セルC1です。
数式で表すと、右のようになります。【Sheet1!$A:$A&Sheet1!$B:$B&Sheet1!C$1】
完全一致を選択する
配列を使う
数式が完成した時点で、上の図のキーを3つ同時に押します。
配列を使うと、数式の始めと最後に【{}】が入ります。
完成?
空白のところは、【ゼロ:0】になりますので、カッコ悪いですよね。
本当の完成
【&””】をつけることで、解決しました。
まとめ
INDEX関数と、MATCH関数を組合わせて、さらに、配列も加えることで、複雑な条件でも値を参照することができました。
INDEX関数と、MATCH関数の組合せは、最強だと思います。