このブログで言いたい事は、
XMATCH関数は、MATCH関数よりも便利になっています。
しかし、XLOOKUP関数がスゴイので、影が薄れています。
目次
XMATCH関数は、不評な関数なのか?
こんにちは。伊川(@naonaoke)です。
今回は、XMATCH関数について説明します。
XMATCH関数は、XLOOKUP関数が無ければ、注目を浴びたかもしれません。
不要な関数ではありません。
XLOOKUP関数が、スゴイすぎるのです。
最後に、INDEX関数とXMATCH関数を組み合わせた説明もしたいと思います。
利用するデータベースは、仮面ライダーシリーズで説明します。
MATCH関数と、XMATCH関数を比較しながら解説します。
このブログは、こんな人にお勧め
- XMATCH関数の使い方がイマイチ理解できていない人
- INDEX関数とXMATCH関数を組み合わせたい人
- 新しく追加された関数を勉強したい人
解決
以前からMATCH関数も、単独で利用することは、あまりなかったような気がします。XMATCH関数も、MATCH関数とあまり変わらないですが、2点改善されています。
便利にはなっていますので、XMATCH関数も、ぜひ、みなさんのスキルにしてください。
XMATCH関数
配列またはセル範囲内の項目の相対的な位置を返す関数です。
=XMATCH(検索値,検索範囲,[一致モード],[検索モード])となっています。
以前のMATCH関数では、一致モードを設定しないと、不完全な値が返ってきました。
XMATCH関数は、規定の設定が、完全一致となっています。
なので、入力ミスがなくなりました。
また、検査値以上の最大の値・最小の値で検索するときにデータを昇順、降順に並び替える必要がありました。
XMATCH関数は、昇順、降順に並び変えなくても近似値を返してきます。
また、スピル機能に対応した関数です。
XMATCH関数 作業手順 その1 完全一致を比較する
上の部分が、MATCH関数で、下が、XLOOKUP関数です。
仮面ライダーXを検索したとき、MATCH関数は、検査値3を返します。
しかし、XMATCH関数は、検査値である5を返します。
この点が、改善点になります。
MATCH関数を利用する人は、一致モードを忘れる人はいないと思います。
しかし、万が一忘れるときもあるかも・・・・・
また、初心者の人には便利かもしれません。
XMATCH関数 作業手順 その2 近似値を比較する
同じく、MATCH関数とXMATCH関数を比較しました。
XMATCH関数は、正しい値を返していますが、MATCH関数は、間違った値を返してきます。
検査値を1に設定した場合は、完全一致、または、70の次に大きい数字を返します。
結果は、上の図お通りになります。
XMATCH関数 作業手順 その3 INDEX関数とスピル機能を使う
他は、スピル機能ですべてを参照しています。
こんな、長い数式になります。
INDEX関数とMATCH関数を利用できてば、どうってことはないのですが、
うーんって感じですか・・・・・・
ここがポイント
関数には、それぞれに長所があり、必ず、その関数の存在に意味があります。しかし、XLOOKUP関数は便利すぎますね。INDEX関数とMATCH関数は、不要になりそうですね。しかし、まさに、温故知新です。
古い知識を温めつつ、積極的に、新しい知識を取り入れましょう。
まとめ
今回は、INDEX関数とMATCH関数はつかないというような記事になりました。
しかし、数式を組み合わせるシーンは、沢山あります。
数式を組み合わせるという点では、INDEX関数とMATCH関数はの知識は必要なのです。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。
今回のサンプルファイルは、No202です。
わからない事を延々と考えるのは、無駄です。
- なんで作動かないの?
- もうやだ!VBAなんか嫌い!
- ネットで調べても情報がない!
必ず作動するコードが、ここにあります。