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データベースの最終更新日を確認
こんにちは。伊川(@naonaoke)です。
今回は、DMAX関数の紹介をします。
最大値を返す関数になります。
反対に最小値を返すのは、DMIN関数になります。
今回のブログは、こんな人にお勧めです。
・データベースの最終更新日を確認したい人
DMAX関数の数式
DMax(列名,レコードセット名[,条件])
前回紹介したDSUM関数の数式は、
DMax(列名,レコードセット名[,条件])
全く同じです。
D〇〇〇関数の数式は、まったく同じになります。
DMAX関数の使用例
伊川直助の最大の売上は、¥12,000,000とういうことがわかります。
コードは上の図のようになります。
赤枠の中が、DSUMから、DMAXに代わっただけになります。
特に難しいことはないです。
伊川はこのようなケースでは使わないです。
DMAX関数を利用するケース
問題提起
でも、Bさんは、データベースの最終更新日を確認しないで、データをドンドン追加するときがあります。
Bさんの確認ミスのために、データベースを修正しなければなりません。
Aさんは、どうしたらいいだろうか?
DMAX関数を利用すると解決
DMAX関数は最大値を返します。
つまり、最終更新日は、一番新しい日付です。
言い換えると、今日という日は、地球が誕生してから、一番新しい日、つまり最大の日ということになります。
このようなアラートがあると便利かもしれません。
データベースの一番最後の日なので、特に抽出条件を設定しなくても、VBAのコードは作動します。
サンプルコード
Private Sub コマンド0_Click() Dim dt As Date dt = DMax("契約日時", "MT_データベースその2") MsgBox "データ最終更新日は" & dt & "です" End Sub
Dateは、日付を格納する変数です。
注目すべきは、dt = DMax(“契約日時”, “MT_データベースその2”) です。
抽出条件がありません。
単純にデータベースの中の最終更新日(一番新しい日)だけを抽出するだけだからです。
それでもBさんが間違えるようなら・・・
ACCESSを起動したときに、最終更新日を表示させるということしかないと思います。
しかし、すべて、ミスをしないように設定することは、必ずしも良いことではありません。
最終的にエラーは、ほぼ、ヒューマンエラーです。
ある程度の注意力が必要です。
まとめ
考えねばならない…システムを作る者は自らのシステムの隙…アキレス腱について…!
そして…備えねばならない…!不測の事態に…!”バクチ黙示録 カイジ 黒崎裕二様のお言葉
これは、名言です。
システムを作成するものは、システムとマニュアルも作成しなければならないということです。