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ACCESSのMOS試験対策について説明します。

今回のブログで言いたいことは、

主キーを使って、データベースを連結させる。

目次

ACCESSのMOS試験対策 その2

こんにちは。伊川(@naonaoke)です。

今回もMOS試験のことも含めて、ACCESSのことについて解説します。

今回は、リレーションの設定です。

よく、ExcelとACCESSの違いは、という回答にACCESSは、リレーショナルデータベースです。

このような回答がネット上でよく見かけます。

初心者の伊川は、そのリレーショナルデータベースが理解できませんでした。

リレーションも分からなかったので、リレーショナルデータベースといわれても、また難しい言葉が出てきて、

さらに混乱する有様です。

やっているうちに、理解できると思いますが、先に理屈から覚えると、更に理解が深まります。

この点も、MOS試験のみならず、ACCESSを理解するうえで、最も重要なことです。

また、必ず出題されますので、しっかりと理解しましょう。

今回の説明する内容

  1. リレーションシップを作成する、変更する
  2. 主キーを設定する
  3. 参照整合性を設定する
  4. リレーションシップを表示する

このブログはこんな人にお勧め

今回のテーマ
  • ACCESSのMOS試験を受験しようとしている人
  • ACCESSの基本が理解できていない人
  • ExcelもACCESSも同じだと思っている人

このブログを、読み終わるころには・・・・

リレーショナルデータベースの仕組みが理解できます。

MOS試験ならず、ACCESSを利用する場合においては、絶対に理解しなければなりません。

リレーショナルデータベースを理解できれば、ACCESSの50%くらいは理解したと言っても過言ではないと思っています。

リレーショナルデータベースとは

行と列によって構成された「表形式のテーブル」と呼ばれるデータの集合を、

互いに関連付けて関係モデルを使ったデータベースのこと。「RDB」と略されることもある。

これが、学術的な説明だと思います。

難しいですよね?

カンタンに言うと、データベースとデータベースが手をつなぐということです。

そして、データベース同士が手をつなぐキッカケを作っているのが主キーなのです。

これが、リレーショナルデータベースなのです。

このデータベース同士が、手をつなぐと、何でもできてしまします。

ここで、1つの格言が生まれます。

一旦、データベースに入力された値は、2度と入力しない。必ず参照する。

これです。

これも知らない人が多いです。

あなたが、会社で利用している、VLOOKUP関数、XLOOKUP関数、INDEX関数とMATCH関数が、ばからしくなります。

なぜ?

リレーショナルデータベースが全て、解決してくれます。

データベースは、正しく機能しないと、ただの重たいファイルです。

そのデータベース同士をつなぐ、主キーの役割はとても重要なのです。

主キーの原則

  1. 空白を許さない
  2. 重複を許さない

ここが重要なのです。

つまり、主キーのないテーブルは、あまり意味がないです。

どうしても、主キーを設定できない場合もあります。

その時は、他のテーブルの主キーを参照して、

まるで、1つのデータベースのような役割をしてくれます。

これが、参照整合性というものになります。

この参照整合性も、初心者には設定できません。

というか、伊川はできませんでした。

この参照整合性とは、例えるなら、連鎖です。

サザエさんの、エンディングを思い出してください。


この図で言うなら、サザエさんが、磯野家の人々を引き連れています。

つまり、主キーに紐づいている値を一瞬で引き連れてきます。

これをExcelでやるなら、XLOOKUP関数しかありません。

しかし、ACCESSは、数式、VBAを利用しないで、標準機能で実装することができます。

これが、オートルックアップクエリなのです。

この便利なオートルックアップクエリを実装できるように、データベースを作成するべきなのです。

リレーショナルデータベース作成手順

ここからが、ACCESSの醍醐味になります。

リレーショナルデータベース 作業手順 その1 データベース確認

販売COと、前回作成した商品COがあります。


このテーブルには、販売価格がありません。

データベースの原則は、1度、データベースに入力された値は、入力せずに参照します。


リレーショナルデータベース 作業手順 その2 リレーショナンの設定

1と∞マークを確認してください。

これで完成です。

リレーショナルデータベース 作業手順 その3 クエリで参照する

販売価格だけを商品COから、参照します。


販売価格が、クエリによって参照することができました。

これで完成です。

ここがポイント

ここがポイント
Function8.png
リレーショナルデータベースの意味が理解できたと思います。その元となる、主キーの役割も理解できたと思います。この点は、必ずMOS試験に出ます。ここで、問題を作成しないと、ACCESSのMOS試験の意味がないからです。
動画とブログでわかりやすくExcelとACCESSを紹介しています

まとめ

ACCESSは難しいと言いますが、要は、リレーショナルデータベースの正体さえ理解することで、便利なツールとなります。

その理解を難しくしているのが、参照整合性と主キーの設定です。

もし、理解できなければ、私に質問してください。

そして、理解できた時は、ACCESSでデータベースを作成することが、きっと楽しくなります。

会社の評価も絶対に変わります。

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。

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  • なんで作動かないの?
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必ず作動するコードが、ここにあります。

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