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目次

ACCESSとExcelの連携 在庫管理 その9

こんにちは。伊川(@naonaoke)です。


今回は上の記事の続きになります。

リアル在庫の確認方法を紹介します。

参考となる記事です。







集計クエリを使う

意外と知られていませんが、集計クエリは、本当に便利です。

カンタンな、個数のカウント、売上の合計は、集計クエリが最強と思っています。

ACCESSのレベルアップを感じる瞬間は、この集計クエリを使えるかではないでしょうか?




リアル在庫 作成手順その1 データベース確認


かなり、適当なデータベースかと思います。

現在、このデータベースにある、携帯電話の在庫をカウントします。




リアル在庫 作成手順その2 集計クエリを使う

リレーションを設定





MT_商品在庫と、MT_申込を上の図のように設定します。

集計に、グループ化、カウント、演算を設定



こんなカンタンな数式で、リアルタイムで集計ができます。




リアル在庫 作成手順その3 集計結果

在庫から、カウントした商品IDを引いた数が、リアル在庫になります。

こんなにカンタンにできます。




リアル在庫 作成手順その4 作成した集計クエリをExcelに転送


上の図のコードも、ブログで何度も紹介した内容です。

コピペで利用できます。

Sub 在庫()

Range("A1") = "商品ID"
Range("B1") = "機種名"
Range("C1") = "ギガ数"
Range("D1") = "色"
Range("E1") = "在庫台数"
Range("F1") = "売却済"
Range("G1") = "リアル在庫"
  

  Dim con As New ADODB.Connection
  Dim rs As New ADODB.Recordset
  Dim conStr As String

  conStr = "Provider=Microsoft.ACE.OLEDB.12.0;Data Source=" & _
  ActiveWorkbook.Path & "\在庫管理.accdb"
  con.Open ConnectionString:=conStr
  rs.Open Source:="Q_リアル在庫", ActiveConnection:=con, _
    CursorType:=adOpenKeyset, LockType:=adLockOptimistic

  Range("A2").CopyFromRecordset Data:=rs
  rs.Close
  con.Close

End Sub


リアル在庫 作成手順その5 この集計クエリのメリット

ACCESSへ転送する際に、すべてのデータベースを転送することもできます。

しかし、データを全部転送して、Excelのワークシート関数で集計すると、動きが重いです。(経験談)

集計をしたクエリを転送する方が、スマートです。




ここがポイント

ここがポイント
Function8.png
商品在庫か、カウントできるなら、社員の売り上げも管理できます。
集計に関しては、Excelよりも、ACCESSのほうがはるかに便利です。。

 

まとめ

社員の売り上げ管理、社員の業務日報だって管理できます。

ACCESSは本当に便利です。

 

今回のサンプルファイルは、No121です。

毎日の業務が、3時間短縮できます

わからない事を延々と考えるのは、無駄です。

  • なんで作動かないの?
  • もうやだ!VBAなんか嫌い!
  • ネットで調べても情報がない!

必ず作動するコードが、ここにあります。

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