データ分析の際に、年代別の集計は必ず必要になります。
しかし、Excelのみでの集計は、結構面倒なものです。
ACCESSには集計クエリがあり、年代別の集計もカンタンです。
目次
年代別の集計はどうやる?
こんにちは。伊川(@naonaoke)です。
今まで、何回かに渡って、集計クエリを紹介しました。
競馬等で、何万件の集計がアッという間に完成します。
今回のヒントは、競馬も含めてですが、年代別の集計です。
競馬でいうなら、配当金別に集計をしたいという場合です。
レース傾向を把握するために必要な技です。
しかも、集計クエリとの合わせ技でもっと、便利になります。
このブログはこんな人にお勧め
- ACCESSで、集計クエリを勉強している人
- 年代別の集計をしたい人
- ACCESSの関数に興味のある人
このブログを、読み終わるころには・・・・
年代別の集計をExcelでやるなら、COUNTIFS関数ですね。別の関数を利用するなら、GEOMEAN関数でしょうか。
GEOMEAN関数は配列を利用するので、馴染みがないと少し難しいと思います。
今回紹介する関数は、Partition関数は、年代別の集計を本当に簡素化してくれます。
Partition関数
Partitionは、日本語で、仕切り、分割という意味です。
Partition関数は、音読がカンタンなので、一旦、覚えるとすぐに利用できるようになります。
GEOMEAN関数や、集計クエリの記事に関しては、下記の記事を参考にしてください。
また、ACCESSを利用する以上は、必ず集計クエリだけでも、覚えておくと本当に楽になります。
年代別集計 作業手順 その1 データベース確認
30代~50代の、月の飲み代を題材にしました。
年代別で、どれくらい飲み代を、払っているか?という集計です。
年代別集計 作業手順 その2 パターン1
ここまで、やってしまえば、後は、集計クエリで、ACCESSが、勝手に集計します。
年代別集計 作業手順 その3 パターン2
ここで問題があります。
通常、テーブルに年齢を入力するのは、ナンセンスです。
40歳と入力してしまうと、40歳のままです。永遠に。
だから、通常は、データベースに生年月日を入力します。
こんな感じで、年齢を出さなくても、計算できます。
年齢を求めるクエリ、ユーザー定義関数は、下記の記事を参考にしえください。
※数字は適当です。
但し、集計クエリをさらに便利にするような意味合いがあります。
目検でも、できないことはないと思います。
しかし、年代別のデータを、識別できるように、視覚化することが重要です。
その視覚化が、さらに極めていくと、グラフということになります。
グラフは、なんと言っても、Excelなので、その領域は、Excelに任せることにしましょう。
まとめ
今回の例は、年代でしたが、partiticon関数は、色々な状況で利用できます。
データベース上で、サックと確認できるようにすることも重要です。
上司に報告したければ、ついでにレポートも作成しておくのがいいでしょう。
今回も最後まで読んでいたき、ありがとうございました。
今回のサンプルファイルは、No243です。
わからない事を延々と考えるのは、無駄です。
- なんで作動かないの?
- もうやだ!VBAなんか嫌い!
- ネットで調べても情報がない!
必ず作動するコードが、ここにあります。