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ExcelとACCESSは似て非なるもの
こんにちは、伊川です。
Excelを憶えて、ACCESSにデータ移行をする場合、どうしてもExcelとACCESSの違いついて考えることがあります。
ExcelとACCESSはまったく別物です。
大根と人参くらい違います。
今回は、ExcelとACCESSの違いについて説明します。
このブログは、こんな人にお勧めです。
・ACCESSとExcelの違いがわからない人
・今後、ExcelのデータをACCESSに移行したいと考えている人
Excel
Excelの説明はするまでもないと思いますが、肝心なのは、表計算ソフトということです。
ピンとこないかもしれません。
私は、自分の部下に説明するときは、
Excelは、「世界で一番頭の良い電卓」と説明します。
Excelを利用するメリット
・計算ができる
・ワープロとしても使える
・色の装飾がカンタン
こんなシートを作成できたら、それだけで、仕事ができるように思えますね。
伊川のExcelの用途
・シフトの作成
・成績順位の作成
・仕事の量(KPI)を算出
・競馬の予想に使う
・筋トレのメニューを作成
・競馬の予想につかう
ACCESS
よくNET上では、ACCESSはリレーショナルデータベースを使えることがExcelより優れているといわれます
リレーショナルデータベースってどんなもの?
リレーショナルデータベースってこんなものです。
この赤枠で囲まれた、レースID馬というキーで、すべてのテーブルがリレーション(手をつなぐ)されています。
これが、ものすごく便利なのです。
レースID馬でリレーションされている値は、自由自在に参照することができます。
ACCESSを使うメリット
・大量のデータを扱っても平気
・データを変幻自在に利用でるクエリという技がある
・主キーがあれば、ある程度の削除、更新、追加等、何でもできる
・オートルックアップクエリが利用できる
伊川のACCESSの用途
・データの蓄積に利用
・クエリを使って欲しいデータを作成
・競馬のデータを蓄積している
・クエリを作成して、競馬に関して欲しいデータを抽出
・資格試験の過去問をベータベース化している
クエリとはなに?
※Excel2016以降は、PowerQuery, Power PowerPivot が使えるようになりました。
先ほどから、クエリという言葉が出てきています。
2つの表の違いがわかりますか?
似ているようですが、非なるものです。
向かって左側がテーブル、向かって右側がクエリです。
テーブルからクエリを作成するのですが、容姿が同じでも、クエリに変わった瞬間に、表のデータは変幻自在となります。
Excelで使う、ワークシート関数を利用して、右から2番目の文字を抽出できるというような技が使えます。
テーブル、クエリを身近なものにたとえる
テーブルとは、概念てきなもので、データが単純にはいっているだけです。
冷蔵庫のようなものです。
冷蔵庫にあるものは、通常は、古いものから手前にあるとおもいますが、順番、IDなどは振られていません。
だから、食品は、大雑把に、冷蔵庫に収納されています。
では、ジャガイモ、人参、玉ねぎ、牛肉をとりだすとします。
取り出すときは、
・古い順番に取り出す
・取り出した食品で、カレー、シチュー、肉じゃがを作る
このように、冷蔵庫(テーブル)から取り出した食材は、人間の手によって(クエリ)、
古いものから取り出し、調理する。作る料理は、その日の気分で違いますよね。
素材から、どのようなデータを抽出して、データ作成をする。これがクエリなのです。
もちろん、Excelでもできます。
しかし、ACCESSで、行うほうが、早いし、カンタンだし、優れているのです。
ワンポイント解説
ACCESSはテーブルを作成すると、勝手に、オートナンバーが振られ、IDが主キーとなります。
ある程度、テーブルを整理するために、ACCESSが私達に便宜を図っているとおもってください。
ACCESSの理屈がわかるまでは、理解できないと思います。
まとめ
餅は餅屋といいます。
それぞれに優れたものをつかう。
人事で言うならば、適材適所の配置というところでしょうか?
ACCESSは、Excelより、ジャジャ馬ですが、乗りこなせるようになると面白いです。