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ABS関数
こんにちは。伊川(@naonaoke)です。
ABS関数について説明します。
ABS関数は、チェックボックスをカウントできます。
中学校で習った絶対値を返します。
2であろうが、-2であろうが、進んだ距離は、2です。
問題提起
(株)IKAWAの阿久 世子男(アク セスオ)は、上司から下記のような依頼を受けました。
新人研修の進捗状況を確認できるデータベースを作成してほしい
どのようなツールを作成したらいいだろうか?
解決策
回答
チェックボックスを作成してABS関数で、
チェックが入った数をカウントする。
ABS関数
冒頭で説明しましたが、ABS関数は絶対値を返します。
マイナスの数値でも、マイナスを付けることなく数値を返します。
絶対値は、意味を理解しないとありがたみが理解できません。
つまり、点から、マイナス方向であれ、プラスの方向であれ、進んだ距離を返します。
ABS関数 作成手順その1 データベース確認
上の図のようなデータベースがあるとします。
テーブルのままでは、使いにくいので、MT_新人審査項目をベースに入力フォームを作成します。
フォームの作成に関しては上の記事を参考にしてください。
ABS関数 作成手順その2 ABS関数を使ったコードを仕込む
Private Sub コマンド66_Click() Me.[チェック項目] = Abs([挨拶] + [佐川急便社是] _ + [佐川急便行動十訓] + [佐川急便安全運転十則] _ + [ラジオ体操] + [食堂社歌] + [営業]) End Sub
難しいコードは必要ありません。
単純にコードの先頭に、ABS関数を宣言して、後は、チェックボックスにチェックの入ったフィールドを加算します。
上の図のようにカンタンにチェックボックスの合計が算出できます。
もちろん、フォーム上だけではなく、クエリでも算出できます。
ここがポイント
ここがポイント
新人研修の進捗状況をデータベースにすることで、次回入社の新人研修の目処を立てることができます。今年のMVP社員は、新人研修のときのどのような成績であったかも確認できます。
まとめ
今回のまとめ
中学1年生に習った絶対値を社会人になって、初めて利用した阿久 世子男(アク セスオ)なのでした。改めて、勉強の必要さを感じた1日でした。
今回のサンプルファイルは、No64です。
毎日の業務が、3時間短縮できます
わからない事を延々と考えるのは、無駄です。
- なんで作動かないの?
- もうやだ!VBAなんか嫌い!
- ネットで調べても情報がない!
必ず作動するコードが、ここにあります。