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クエリの中で、一番使うクエリ
こんにちは。伊川(@naonaoke)です。
今回は、ACCESSで一番利用する選択クエリについて説明をします。
作成したデータベースから、データを抽出するのが、ACCESSの醍醐味になります。
問題提起
Excel的な方法で利用する
上の図のようなデータベースがあるとします。
検索条件で、メーカーを日産、色検索で、黒とします。
上の図のように、▼をクリックします。
このように、Excel的な画面が表示れます。
日産のみチェックを入れます。
そうすると、日産のみが選択されます。
一応、Excelのように利用することができますが、この使い方ははNGです
せっかくACCESSを利用しているのだから、ACCESS的な利用をしましょう。
クエリを作る
上の図のように、クエリウィザードから、クエリを作成します。
選択クエリウィザードを選択します。
クエリに表示したい項目を選択します。
今回は、全部選択することにします。
これで完了です。
MT_データベースその2 クエリが作成されましたが、名前を変更します。
Q_選択という名前に変更しました。
データを抽出する
上の図のように、デザインビューを選択します。
抽出条件のに、日産を入力します。
日産だけが選択されました。
では、抽出条件に、メーカーを日産、色検索、黒を入力します。
これで抽出できました。
日付で検索する方法
では、今度は、期間で抽出してみます。
2018/03/12~2019/03/14の期間で抽出をしたいと思います。
少し、抽出条件が長くなります。
抽出条件を選択して、右クリックします。
メニューの中のズームを選択します。
少し大きめのウィンドウが表示されますので、そのウィンドウの中に抽出条件を記載します。
Between #2018/03/12# And #2018/03/14#
ACCESSは、日付を抽出する場合は、【#】で日付を囲むというルールがあります。
【#】が無い場合は、抽出されません。
2018/03/12~2019/03/14の期間で抽出されました。
まとめ
今回は、たった20行のレコードでしたが、通常のデータベースに関しては、1万件以上はデータが入力されているはずです。
そのデータから、抽出することは、ACCESSのほうが、Excelより優れています。
しかもExcelより速いです。
クエリは、ACCESSの中で、難しい部分になりますが、頑張って、みなさんのスキルにしてください。
今回もサンプルファイルについては、クエリを作成していません。
何度も練習して、みなんさんのスキルにしてください。
サンプルファイルはNo26です