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カンタンなテレアポシステム作成 その1
こんにちは。伊川(@naonaoke)です。
前回、ACCESSで、レコードをロックするというコードを紹介しました。
あまり、利用価値がないので、カンタンなコードもつけて、テレアポシステムを作成しました。
システム開発というほど、大それたことではありませんが、このサイトで紹介した技も使い、復習も兼ねて作成しました。
このブログは、こんな人にお勧め
- ACCESSで何ができるのか、わからない人
- ACCESSで、利用しているデータにロックをかけたい人
- ACCESSでカンタンなVBAを使いたい人
解決
是非、最後まで購読してください。
ACCESSでシステム開発
顧客リストをCSVファイル等で配布され、そのデータをもとにお客様へ連絡することがあると思います。
各自のCSVファイルを元に、勝手に連絡されると、後々、収集がつかなくなります。
データ管理をするには、ACCESSが一番です。
テレアポシステム 作業手順 その1 データベース確認
仮面ライダーは、スズキのバイクに乗っています。
スズキの営業マンが、仮面ライダーに、新しいバイクを勧めるために、事前に連絡するというシーンを想像してください。
電話に出る仮面ライダーもいれば、出ない仮面ライダーもいます。
そのような点も含めて、システムを作成します。
テレアポシステム 作業手順 その2 フォームを2つ作成する
見出用のフォームを作成する
見出用なので、すべてのレコードは不要なので、クエリで費用なデータを抽出して、見出用のフォームを作成します。
顧客データ確認用のフォームを作成する
顧客に連絡をする際は、すべてのレコードが必要になると思いますので、すべてのレコードを抽出します。
上の図のようなフォームにしました。
テレアポシステム 作業手順 その3 電話番号コピーに仕込んだ技
電話番号コピーのボタンを押した瞬間に、やりたいことは、下記の通りです。
- 電話番号をコピーしたい
- ステータスを空欄にしたい
- 電話した日を自動で入力したい
- 次回架電日を空欄にしたい
- レコードロックにチェックを入れたい
- 電話した回数をカウントしたい
私が思い浮かんだのは、6つです。
電話番号をコピーしたい
自社の電話システムの、電話番号を貼り付けて、発信したいため。
架電した日を自動で入力したい
Nowを選択した場合は、必ず、書式設定で日付(標準)を選択してください。
次回架電日を空欄にしたい
架電とは、電話をかけること意味しています。
今では、だれも使いませんが、コールセンターではよく使います。
次回、電話する日も、自動で空欄にさせて、必ず入力させる必要がありまます。
ステータスを空欄にしたい
ステータスとは、コールセンター特有の用語です。
その時に、顧客へ連絡した時の状態を表すものです。
考えられるのは、大体、上記の3パターンです。
このステータスは、電話した時の状態なので、毎回変更しなければなりません。
だから、電話をした瞬間に空欄にして、選択させる状態にしたいのです。
電話した回数をカウントしたい
単純に何回電話して、顧客とアポ取が出来たのかを知りたいだけです。
ここで重要なのでは、電話回数のフィールドの設定を規定値は、0にすることが必要です。
電話回数のフィールドが、空欄や、Nullですと、エラーになります。
必ず、規定値を0にしてください。
レコードロックにチェックを入れたい
ここにチェック入れることによって、自分がレコードを利用しているときは、自分以外の他人が、レコードを操作できなくなります。
DoCmd.RunCommand acCmdSaveRecordは、レコードをいったん保存します。
保存することによって、レコードロックにチェックが入ったことが継続されます。
だから、他人が操作できなくなるわけです。
ここがポイント
今回紹介したコードは、カンタンなものばかりです。しかし、NETで検索してもすぐには見つからないものでした。特に電話回数をカウントアップする方法は、基礎ができていれば、できるかもしれません。しかし、基礎力も必要ですが、発想力も必要です。
まとめ
今回は、カンタンなコードばかりを集めて、システムを作成しました。
次回は、今回紹介したコード以外のコードも紹介します。
最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。
今回のサンプルファイルはありません。
わからない事を延々と考えるのは、無駄です。
- なんで作動かないの?
- もうやだ!VBAなんか嫌い!
- ネットで調べても情報がない!
必ず作動するコードが、ここにあります。