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なぜ、データベースを作成するのか?

それは、整形されたデータを保存するためです。

しかし、そのデータを利用できなければ、なんの意味もありません。

目次

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その平均、本当にただしいのか?これが統計の基本

 

こんにちは。伊川(@naonaoke)です。

 

以前に統計学を、Excelで実装することを紹介しました。

 

データベース作成は、手段であって、目的ではないということです。

 

ここを、潜在意識の中で、しっかりと持ってください。

この意識がないと、綺麗なデータベースだけになってしまいます。

整形されたデータベースを利用して、分析する能力が必要です。

 

その根本となるのが、統計であり、その統計は、平均を疑うところから始まります。

 

果たして、その平均、その数字はただしいのか?

 

今回は、平均に特化して、平均の根本を、Excelを利用して説明したいと思います。

 

 

 

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このブログはこんな人にお勧め

 

今回のテーマ
  • Excelを利用して、統計を勉強したい人
  • 平均は、AVERAGE関数のみだと思っている人
  • 会社の集計が、なんかおかしいと思っている人

 

このブログを、読み終わるころには・・・・

 

 

このブログの結論

平均には、やり方が3つあります。

その3つは、相加平均、相乗平均、調和平均となります。

せめて、この3つは理解しておいた方がいいかと思います。

 

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平均

 

カンタンそうで難しいと思います。

それぞれの平均に関して、どのように利用するのかということを理解しなければなりません。

意外と、相加平均と、相乗平均の使い方を理解していないと思います。

また、相乗平均は、人事評価にも、直結するところがあるかもしれません。

その辺も含めて、紹介します。

 

相加平均 作業手順 その1 Excelなら、AVERAGE関数

 

これは、さすがに説明することはないでしょう。

リンゴの平均はいくつでしょうか?

(5+3)/2=4

 

全体を足して、2で割るということです。

これはカンタンです。

 

相乗平均 作業手順 その2 Excelで実行するなら、GEOMEAN関数

 

相乗平均は、伸び率を計算するときに使います。

 

人口の伸び率で考えてみましょう。

 

2年目と、3年目は、どれくらい人口がふえたでしゅうか?

これは、相加平均なら、500人となります。

明らかにおかしいですよね。

200人が、800人になったので、4倍ということがわかります。

これを立式するなら、下記のようになります。

 

このような計算になります。

 

相乗平均 作業手順 その3 人事評価編

 

A君と、B君の1月~3月までの、営業成績です。

成約数の相加平均は、60件です。

しかし、成約数の伸び率が良いほうに、賞与を支払うとします。

この時に、相加平均で、計算するとおかしくなります。

結果として、相加平均で計算しても、A君に軍配は上がります

しかし、結果があっていればよいというもではありません。

相乗平均で計算すると、若干のずれがあります。

では、相乗平均と、相加平均、どちらが正しいのでしょうか?

相乗平均が正しくなります。

130は、相乗平均なら、合致しますが、相加平均では合致しません。

つまり、相加平均の計算が間違っているということになります。

個人的意見ですが、この伸び率を考慮した場合は、小が大を倒せる仕組みができます。

 

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調和平均 作業手順 その4 HARMEAN関数を使う

会社へ向かうとき、時速60KM/h、帰宅時は、時速40KM/hの時、平均時速は、何KM/hでしょうか?

 

平均時速は50M/hではありません。

よく、小学生の、ひっかけ問題として、利用されます。

これは、会社に泊まった場合は、帰宅時の時速は、0KM/h となります。

車が走っていないのに、平均時速は、30KM/hとなりおかしくなります。

 

この問題の解放は、往復で何キロ走ったのか?

これを考えます。

 

計算方法

60と40の最小公倍数を求めます ⇒120

120Kmを時速60キロで走行した場合は、2時間

120Kmを時速40キロで走行した場合は、3時間

240Kmを5時間で走行した場合の速度は、

240÷5=時速48キロ

 

このような結果になります。

 

ここがポイント

 

ここがポイント
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平均1つを、考えても難しいですね。難しい問題は、解けなくても考えることです。この考えるということが大切なんです。その内、問題となる核が見えてきます。そうすれば、問題解決までは、容易いのです。
動画とブログでわかりやすくExcelとACCESSを紹介しています

 

まとめ

 

統計学は、本当に面白く、データベースを作成後の知識だと思います。

統計学を、知る、知らないでは、見る世界が違うと思います。

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

今回のサンプルファイルは、ありません。

毎日の業務が、3時間短縮できます

わからない事を延々と考えるのは、無駄です。

  • なんで作動かないの?
  • もうやだ!VBAなんか嫌い!
  • ネットで調べても情報がない!

必ず作動するコードが、ここにあります。

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