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入力フォーム
こんにちは。伊川(@naonaoke)です。
以前 上の記事で、VBAで作成するユーザーフォーム作成を紹介しました。
今回は、Excelの標準機能を使って、入力フォームを作成する方法を紹介します。
本当にカンタンです。
問題提起
(株)IKAWAの柄久 瀬瑠子(エク セルコ)は、上司から下記のような依頼を受けました。
データベースの入力項目が日々変化する場合でも入力フォームは作成できるか?
データベースの設計は重要という柄久 瀬瑠子(エク セルコ)の意見は無視されました。
なにか良い方法はあるだろうか?
解決策
・Excelの標準機能を使って、入力フォームを表示させる。
標準の入力フォーム
今回紹介する入力フォームは、作成というほど、大げさなものではありません。
この機能を知っているか、否かの話です。
標準の入力フォーム 作成手順その1 データベース確認
上の図のようなデータベースがあるとします。
感覚の問題なのかもしれませんが、向かって左から右に文字を入力するのは、結構難しいと思います。
その結果、入力ミス、入力漏れが発生します。
VBAのユーザーフォームは、いずれ作成するとして、即興で入力フォームを作成するときに有効です。
標準の入力フォーム 作成手順その2 フォームというコマンドを有効にする
「クイックアクセス」⇒「その他のコマンド」をクリックします。
「すべてのコマンド」をクリックします。
「フォーム」を選択します。
「追加」をクリックします。
「フォーム」が向かって右側に移動しましたか?
移動されていれば、設定完了です。
画面上部に、「フォーム」という表示があるはずです。
標準の入力フォーム 作成手順その3 入力フォームを表示させる
「フォーム」のボタンをクリックすると、アラートが表示されますが、「OK」で進んでください。
入力フォームが起動しました。
上のように入力して、「閉じる」をクリックします。
入力が完了しました。
作成はカンタンですよね。
しかし、データベースの見出しを選択して、フォームのボタンをクリックして・・・・・
面倒ですよね。
その面倒をマクロの記録で解決します。
標準の入力フォーム 作成手順その4 マクロの記録を利用して、入力フォームを自動で起動
「マクロの記録」をクリックします。
上の画面が表示されますので、「OK」をクリックします。
ここまできたら、入力フォームを閉じて、「記録終了」をクリックします。
このボタンを表示します。
ボタンをクリックしたら、上の図のように、開いているスペースに四角を書きます。
四角が書き終わりましたら、マクロを選択する画面が表示されます。
「Macro1」に記録をしましたので、「Macro1」を選択します。
完成しました。
ここがポイント
今回はすべて、Excelの標準機能を使って作成しました。即興で作成するには、十分は機能です。TPOで使い分けましょう。
まとめ
今回は、柄久 瀬瑠子(エク セルコ)の機転で、上司も大満足のようでした。少しずつですが、スキルアップしている柄久 瀬瑠子(エク セルコ)なのでした。
今回のサンプルファイルはありません。
わからない事を延々と考えるのは、無駄です。
- なんで作動かないの?
- もうやだ!VBAなんか嫌い!
- ネットで調べても情報がない!
必ず作動するコードが、ここにあります。