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VBAの教科書の最初の必ず記載がある
こんにちは。伊川(@naonaoke)です。
今回は、Msgboxの重要性について紹介します。
みなさんが、VBAを、勉強するときに最初に書くコードです。
このMsgboxに意味があるのでしょうか?
実は、ものすごく重要な意味があります。
問題提起
(株)IKAWAの柄久 瀬瑠子(エク セルコ)は、VBAのツールを社員へ展開しました。
ある社員から、ツールは素晴らしいけど、本当にVBAで処理されているのか、わからないと言われました。
どのようにして、VBAが処理を完了したのか知らせる方法があるだろうか?
解決策
・Msgboxを利用して、「処理が完了しました」というコードを最後に追記する。
VBAはどのように処理されるのか?
この意味が分かるでしょうか?
上の図のコードは、計算の処理をしてから、「計算完了」と表示されます。
上の図のコードは、「計算完了」と表示されてから、VBAが計算の処理を開始します。
つまり、上の図のコードは、まったく意味のないコードになります。
VBAのコードは順序がある
上の図のように、VBAのMsgboxは、
・開発者にとっては、記載したコードにエラーがないと知らせてくれる。
・利用者にとっては、無事に処理が完了しましたと知らせてくれる。
この2点が重要なのです。
ここがポイント
基本的なことなのですが、Msgboxの重要性を記載している教科書はありません。Msgboxの重要性を、伊川が理解したときは、本当に感動しました。
まとめ
VBAもワークシート関数の、簡単な処理、簡単な関数ほど、意味があります。
例えば、CONUNA関数は、ものすごく簡単な関数ですが、他の関数を組合わせることで、ものすごく便利な関数になります。VBAもワークシート関数も、基本的なことではなく、みなさんのスキルというスパイスを加えることで、とてつもなく便利になります。
今回のサンプルファイルはありません。
わからない事を延々と考えるのは、無駄です。
- なんで作動かないの?
- もうやだ!VBAなんか嫌い!
- ネットで調べても情報がない!
必ず作動するコードが、ここにあります。