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ユーザー定義関数って意外と便利
こんにちは。伊川(@naonaoke)です。
今回は、配列を理解するために、ユーザー定義関数を説明します。
ユーザー定義関数を知らなくても、やりたい処理はできます。
その理由から、伊川もユーザー定義関数はおろそかにしていました。
しかし、それは、間違った考え方でした。
問題提起
(株)IKAWAの柄久 瀬瑠子(エク セルコ)は上司から下記の依頼を受けました。
IF関数でネストを重ねないで、一発で結果を出せないか?
どのような関数の使うのか?
解決策
回答
・関数が無ければ、自分のための関数を作りましょう。それが、ユーザー定義関数です。
ユーザー定義関数
ユーザー定義関数とはエクセルには通常入っていない関数です。
自分がよく行う処理や計算などを関数として登録することです。
ユーザー定義関数を「自作関数」と呼ぶこともあります。
これは主に他のプログラミング言語で使われているものです。ユーザー定義関数も自作関数も内容は同じです。
ユーザー定義関数 作成手順その1 データベース確認
単純に数字の羅列があります。
今回の行う処理
80以上 優
70~79 良
60~69 可
59以下 不可
70~79 良
60~69 可
59以下 不可
IF関数での処理は、上の記事を参照してください。
上記の処理は、IF関数を利用すると、ユーザー定義関数は知らなくても大丈夫です。
ユーザー定義関数 作成手順その2 コードを仕込む
宣言の書き方
ユーザー定義関数 作成手順その3 Sheetでhantei関数を使う
Sheetで、hと打ち込むと・・・・
先ほど作成したユーザー定義関数を選択することができます。
これで完成です。
標準モジュールに記載
Function hantei(ten As Variant) As String Select Case ten Case Is >= 80 hantei = "優" Case Is >= 70 hantei = "良" Case Is >= 60 hantei = "可" Case Else hantei = "不可" End Select End Function
動画のなかでは、伊川直助のセルを赤くするというコードも紹介しました。
しかし、この内容は、昨日に紹介した内容と同じなので、今回は、割愛します。
ここがポイント
ここがポイント
ユーザー定義関数は、VBAで配列の周辺または、参照渡し、値渡し周辺で紹介されます。なぜ、その場所で紹介されるのかを考えましょう。その理由が理解できたときに、ユーザー定義関数の重要性を理解できると思います。
まとめ
今回のまとめ
ユーザー定義関数を利用すると意外に便利です。自分自身の関数を作成できると、事務処理は大幅に時間短縮できます。
今回のサンプルファイルは、No119です。
毎日の業務が、3時間短縮できます
わからない事を延々と考えるのは、無駄です。
- なんで作動かないの?
- もうやだ!VBAなんか嫌い!
- ネットで調べても情報がない!
必ず作動するコードが、ここにあります。