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探し物はなんですか?見つけにくいものですか?
こんにちは。伊川(@naonaoke)です。
ご視聴者様からの質問の内容です。
Excelで探し物をするのは、VLOOKUP関数等で探す方法があります。
しかし、ACCESSでやるならば簡単です。
問題提起
(株)IKAWAの阿久 世子男(アク セスオ)は上司から下記のような依頼を受けました。
社員名簿に名前があるが、営業部の名簿の名前がない社員を見つけるシステムを見つけてほしい。
どのように探したらいいだろうか?
解決策
ACCESSでリレーションを設定することで簡単に見つけることができます。
リレーションを設定する。
いままで、一対多、一対一のリレーションの設定を紹介しました。
上の記事で、少し紹介しました。
この方法で、探し物を見つけます。
リレーションの設定 作成手順その1 データベース確認
上のテーブルで、リレーションを設定します。
実務ではよくあることですね。
Excelなら、VLOOKUP関数で探すのが一番早いです。
しかし、ACCESSは、リレーションで探します。
リレーションの設定 作成手順その2 一対一の設定をする
リレーションの設定に関しては、上の記事を確認してください。
一対一のリレーションを設定します。
MT_営業部、MT_社員名簿には、社員IDが主キーとなっています。
主キーがあるか、ないかでは、データベースが優秀性が違ってきます。
リレーションの設定 作成手順その3 クエリを作成する
人数が多いテーブルの社員IDから、人数が少ないテーブルの社員IDに向って、リレーションを設定します。
リレーションの設定が完了すると、少ないテーブルのほうに、矢印が付きます。
この、矢印がポイントです。
★★★★★ 作成手順その4 ★★★★★
クエリの設定について、上の図は抜粋しています。
各テーブルの社員ID、名前を抽出します。
営業部にいない、人の名前が抽出できました。
VLOOKUP関数よりカンタンですよね。
ここがポイント
リレーションを設定すると、各テーブルの比較をすることができます。すでに、ACCESSには、不一致クエリも用意されています。ACCESSは優秀ですね。
まとめ
今回は、ACCESSの復習もかねて、ご視聴者様の質問をネタにしました。実務の内容を自分の問題と思って、回答するのが一番実力が付きます。
今回のサンプルファイルは、No67です。
わからない事を延々と考えるのは、無駄です。
- なんで作動かないの?
- もうやだ!VBAなんか嫌い!
- ネットで調べても情報がない!
必ず作動するコードが、ここにあります。